こんばんは、 (元)弁理士受験生のパテ二重丸です。
ただいま、実務修習を受講しています。 eラーニングや課題提出などで年末年始がつぶれそうです。 しかも、明細書や意見書は、実務レベルなので、苦戦しております。 なお、内容は、守秘義務が課せられているので、 ブログでご紹介できないのが残念です。。。
今回は、<弁理士試験の試験委員は弁理士受験生に何を求めているのか?> というテーマで話したいと思います。 短答試験、論文試験および口述試験を受験した経験から、 試験官が、もっとも、望む解答がなんなのか? その答えに確信を得ました。 これは飽くまでも予想ですが。 おそらく、青本、判例、審査基準、条文をできるだけ、 を理解し、正確に再現(暗記)できるか。 これが弁理士受験においてもっとも合格に必要なことだと思います。 この中のでも 条文>青本>判例>審査基準>基本書 の順番で重要だと思います。 ところが、一昔、私の知る限りでは、平成13年ぐらいまでは、 この順番が違いました。 平成一桁代の合格者に聞いてみると分かると思いますが、 レジュメ>条文>青本>基本書>判例・審査基準 という順番で重要だったと思います 今でも、「レジュメ」は存在しますし、 使用して合格された方もいるでしょう。 ただ、このレジュメですが、 現在の弁理士試験に合致していないと思うんです。 なぜなら、どこからどこまで青本等の記載で、 どこからがそれ以外の部分(学説、オリジナル) なのかが、わからなくなっていることが多いからです。 レジュメが出典通りの記載となっていれば問題ありませんが、 やっぱり、記載量を少なくしたり、アレンジしてますよね。 もし、このようなアレンジされた部分から、 大事な大事な「キーワード」が省略されていたらどうでしょうか? キーワードが省略されたフレーズを暗記してしまい、 それを本試験で記載してしまっていたらどうでしょうか? まーこういうことは、あまりないと思いますが。。。 ただ、注意して欲しいのは、 採点者が採点するときに、手元にあるものは、 レジュメではなくて、条文や青本なんです。 実際、口述試験のときに、 青本をぱらぱらめくっている採点官がいた という噂を聞いたことがあります。 おそらく、試験官が最も書いてほしいと思っているものは、 全文青本の記載通り、 とまではいいませんが、 やっぱり青本の直接的な記載だと思いますね。 予備校もそのことに気づいたのか、 最近レジュメと、昔のレジュメとでは、 同じような問題でも、記載内容が異なっています。 なので、昔のレジュメを使っている人は、 予備校の最新レジュメに購入するか 青本そのものをレジュメにするかしたほうがいいと思います。 答練や模試、ゼミなどは、高額だし 受験年数が長くなると その内、受講しなくなる人(独学でやる人)がいますが やはり、最新の受験情報を得るのが、もっとも確実だと思いますね。
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Author:パテ二重丸
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